JR北海道に政府が財政支援!2年間で400億円

JR北海道 ニュース

こんにちは、コタロです。

日本各地のインフラとして鉄道会社は沢山ありますが、その中でも一番厳しい運営状況なのがJR北海道です。

広大な大地で鉄道を維持しなければいけませんし、人口も多くはなく冬になれば雪などもあるので維持にさらにお金がかかります。

残念ながら今のところ全ての区間で赤字になるという非常に厳しい運営状況。

しかし、北海道に住む人にとってJRは最も早く確実な移動手段の一つ。
車社会ながら、ここぞという時の移動手段として、JRは必要です。

今回は、そのJR北海道の財政支援に国が乗り出したというニュースがあったので、それについて思うところを書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

JR北海道に政府が2年間で400億越えの財政支援

先日ヤフーニュースでこのような記事を見かけました。

経営悪化に伴い赤字路線の見直しを進めているJR北海道に対し、国が検討している財政支援の規模が2019、20年度の2年間で総額約400億円に上る見通しであることが19日、分かった。青函トンネルの維持管理費や貨物列車の運行で生じる費用負担の軽減、宗谷線名寄―稚内間など「単独維持困難」とされる7路線8区間の維持に充てる。

青函トンネルの維持管理、貨物列車の運行で生じる費用負担の軽減、単独維持困難とされる路線の維持に充てるために、2年間で400億以上のお金が充てられるようです。

国民の税金を使うわけですから、これには賛否両論色々な意見があると思います。
北海道民のためになぜ税金が使われるのかとか、使わないのなら廃線にしてしまえば良いのにとか。

もちろん国も沿線自治体や道でなんとか対策をしてくれとのことで、新幹線が札幌に沿線する2030年までの支援を求めたJR北海道や道の意見を飲まず、今後の推移を見守りつつとりあえず2年間の支援となるようです。

北海道という厳しい地域での鉄道運営は難しいので、国鉄を分けた政策自体良かったのか微妙ですね。

大都市圏で上げる利益を、こうした赤字路線補填に使うというのが、インフラ本来の正しいやり方のような気がします。

北海道にはJR北海道の鉄道は必要だと思う

私は北海道民ですが正直鉄道はほとんど利用しません。
北海道は車社会ですからね。

しかし、鉄道は必要だと思っています。

赤字になっているなら鉄道なんて必要ないんじゃないか、道民だってそんなに使わないだろうという意見があるのは分かります。

しかし、北海道の鉄道インフラが非常に重要だと思うのにはいくつか理由があります。

  • 鉄道貨物の重要性
  • 観光客の利用
  • 冬場の道民の利用
  • 車に乗れない世代(子供や高齢者)の利用

以上のようなものが思いつく点でしょう。

鉄道貨物の重要性

まず貨物輸送の手段として鉄道は非常に有用です。
安価に大量に、そして時間も正確に日本全国に荷物を届けることができます。

北海道は言わずと知れた日本の穀倉地帯でもあります。
酪農、食肉、野菜に果物、米や小麦、加工食品から生鮮食品に至るまで、日本の食料の大部分をになっています。

唯一日本の都道府県で食料自給率が100%を越える地域であり、北海道からの食糧供給が途絶えれば日本で国産の食べ物を目にする機会は劇的に減るでしょう。

その食糧を運ぶ役割を担っているのが鉄道です。
安価に大量に運べることから、非常に重宝されていて、全国に美味しく安い食べ物を届けるのに必須。

沿岸地域なら船という方法もありますが、内陸部だとそれも難しいですから、鉄道の存在は大きいのです。

観光客の利用

観光客も鉄道を利用する場合が多いです。
もちろんレンタカーを借りてゆっくり移動という人もいるのですが、やはり鉄道を利用する人も多く、観光大国を目指す北海道にとって、鉄道はなくてはならないもの。

鉄道がなければ観光特化も難しくなるでしょう。
今後のためにもあった方が良いのは間違いないですし、観光客をうまく取り込めば黒字路線も作れるかもしれません。

少なくても現在利用者のほぼいない路線も、地域の人達や自治体、北海道が一緒になって観光客誘致に取り組めば、利用者が増えるかもしれません。

今北海道で鉄道利用者を増やすのに、最も有力な方法でもあります。

冬場の道民の利用

冬場の道民の利用も鉄道は考えられます。
通常あんまり鉄道を使うことがなく、それこそ私の場合は飲んだ帰りに使うくらい。

しかし、冬になれば話は別です。
高速道路はよく通行止めになるし、そもそも運転も大変。

そうなると鉄道移動を考える人は多いです。
冬場は安全のためにも鉄道がなきゃ困るという地域も多いと思います。

車に乗れない世代(子供や高齢者)の利用

最後が車に乗れない世代の利用ですね。
小学生が鉄道に乗って遠出ということは多くないですが、高校生くらいになれば地域外の高校に通うのに鉄道は必須になります。

過疎地になればなるほど必要で、これがないと子供が高校や大学に通えなくなります。
当然車に乗れない高齢者の移動にも使われるので、やはりないと弱者が切り捨てられる形になってしまいます。

JR北海道はかなり厳しい運営を迫られてる

以上のような理由から私は北海道の鉄道は、利用者数がほぼゼロの路線以外は何とかして維持してもらいたいと思っています。

通常この手のインフラは、黒字路線の利益で赤字路線を穴埋めし、ある程度平等なインフラを提供するってのが本来の形だと思います。

じかし、JR北海道の場合全ての路線が赤字。
穴埋めできるところがありません。

こうなると、そもそもJR北海道を作ったことが問題だったのではないかと思ってしまいます。
例えばJR東日本に統合できるものなら、そうして貰った方が良いのかな、なんとて思っていたりもします。

JR東日本の場合は大都市圏東京を抱えていますから、東北の過疎地での路線維持ができますからね。

赤字路線だけ集められたJR北海道はかなり厳しい経営を迫られているという感じですね。

コメント