2050年に世界で売る全ての日本車を電動車にするようです

電動化された自動車 エネルギー関連

こんにちは、コタロです。

世界の車の電動化は待ったなしの状況。
温室効果ガスの削減、石油資源の節約のためもあるでしょうし、既存の自動車メーカーの構造を壊したい勢力もいるからでしょう。

ヨーロッパを中心に、自動車の電動化が一気に進んでいます。

そしてついに日本もその波に乗るようで、経済産業省が2050年までに世界で売る全ての日本車を電動車にするという目標を立てました。

今回はこのニュースについて詳しい内容と、コタロの考えなんかを記事にしたいと思います。

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2050年までに世界で売る日本車は全て電動化

先日見たニュースで、2050年までに世界で売る全ての自動車をハイブリッド(HV,PHV)や電気自動車(EV)、燃料電池車にするという目標が立てられたとのこと。

これは経済産業省がたてた目標ですが、当然各自動車メーカーのトップも出席した会議で決められたものです。

つまり、日本の自動車メーカーも納得の上での目標。
これにより、自動車1台あたりが排出する温室効果ガスを2010年より9割削減するとしました。

正確には、自動車1台あたりが排出する温室効果ガスを2010年より9割削減するために、全ての自動車を電動化を目指すとしたようです。

拘束力のある決まりではなく、車が排出している温室効果ガスを9割と大幅に削減するために、全ての自動車の電動化を目指すという目標を、自動車メーカーと一緒に作ったというわけです。

原文はこちら(yahooニュースより)

経済産業省は、2050年までに、乗用車1台あたりが排出する温室効果ガスを、2010年より9割程度削減するとした、新たな自動車戦略をまとめた。

また、その実現のため、世界で販売する日本の乗用車を、2050年までに、全て電気自動車や燃料電池車などの「電動車」にすることを目指すとしている。

もちろん現在の電気自動車やインフラでは実現不可能ですから、これと同時に電池技術の革新、充電時間を短縮したり航続距離を伸ばす新しい電池技術の開発を自動車メーカーで強調できるように促すなど、具体的な取り組みを進めていくようです。

同時にこの電池の再利用法も検討し、中古車価格の向上などにも努めていくようで、いよいよ電動化の時代の始まりかなと思いました。

電動化って本当にエコなのか

ここで良く言われる疑問のひとつなんですが、電動化ってそもそもエコなのかという問題です。
コタロはエコだと思っています。

その理由をまとめました。

そもそもエネルギー変換効率が違うし排気もずっと綺麗

というのも、そもそも普通のエンジンだけの自動車の場合、非常に効率の悪いエンジンを使ってガソリンからエネルギーを取り出し、それで車を動かしています。

さらに、動かした車を減速するのに、そのエネルギーを熱にして放出。
当然エンジンも効率が悪いので、ガンガン熱をだしますし、温室効果ガスも沢山でます。

日本全土に燃料を届けるのにもエネルギーを相当使っています。

電気自動車の場合、発電所で発電し、その電気を電線を使って届けます。
当然送電ロスなどはありますが、エンジンとは比べものにならない効率で化石燃料をエネルギー化できます。

車自体も電動車になれば減速のエネルギーも回収できるし、無駄な熱も出さない。
なにより、温室効果ガスが排気されません。

当然、その分発電所で温室効果ガスは排気されますが、発電所ならばその温室効果ガスを回収する仕組みもあります。

電気は十分足りるし発電方法も多様化する

次にでてくる問題は電気足りなくなるんじゃ?という問題。
これだって30年以上先の話ですから、電気需要が増えていくにしたがって発電所を増やせば良いだけのこと。

新しく高効率な発電所を作り、温室効果ガスができるだけ回収すれば良いのです。
例え増やすのが全部火力発電所だったとしても、車のエンジンでエネルギーに変換するよりずっと効率的で排気も綺麗です。

当然、この先も再生エネルギーなんかも普及するでしょう。
太陽光も徐々に増えるし、風力や地熱発電も増えるかもしれません。

そうなれば、ますます温室効果ガスの排出量は減ります。

当然、そうした技術革新が進めば、新たな発電方法が開発されるかもしれませんし、新エネルギーが見つかるかもしれません。

それを電力に変換していけば良いのです。
より効率化も進むでしょうからね。

車の製造まで考えればエコじゃない?

確かに走るところだけならエコかもしれない、でも電動車は製造に沢山エネルギーを使うから、結局全部総合的にみればエコではないという意見もあります。

本当にそうなのか、詳しく調べることは無理でも、大体調べることは可能です。

車の製造に使われるエネルギーですが、概ね分かる指標となるものがあります。
それは価格です。

商品価格というのは基本製作に使われたエネルギーがそのまま反映されます。
沢山の研究員が長い時間を掛けて研究し、希少で作るのに膨大なエネルギーを使うものが当然価格が高くなりますからね。

普通の自動車と電気自動車で全く同じ車種というものがないので、ガソリン車とPHVで比較してみます。

アウトランダーがエンジンだけのものとPHEVがありますから分かりやすそうです。

エンジンのみのアウトランダーのベーシックな4WDグレードが2,831,760
アウトランダーPHEVのベーシックな4WDグレードが3,659,472円。

ざっくり80万円の差があります。
電動化することにより、80万円分沢山エネルギーを消費しているということ。

燃費でこれをカバーできるのなら、走行することで消費を節約できるエネルギーでこの製造で使われたエネルギーは帳消しにできるということになります。

両者の燃費差ですが、アウトランダーが14.6km/L、アウトランダーPHEVが一切充電しなくても19.2km/Lなので4.6km/Lあります。

1リットルガソリン代が150円として計算すれば、10万キロで差額は24万円。
80万の差を埋めるには33万キロは走らなきゃいけません。

正直無理です。
しかし、PHEVを電気自動車として使えばこの差はグッと縮まります。

日頃の移動を電気自動車として使えれば、深夜電力1kwあたり15円で計算すれば、1kmあたり3円ほどで走れる計算になりますので、ガソリン1Lの価格150円分の電気で50km走れます。

これだと11万キロ走った時点で、差額がほぼゼロになります。
いずれもカタログ値での計算ですが、電気自動車として使うのなら11万キロ走れば、十分にエコといえると思います。

そして、この先技術革新が続いて、量産効果も見込めてくれば電気自動車の価格はもっと安くなるでしょう。

そうなれば、すでに量産効果が効いているエンジンだけの自動車との価格差、使用エネルギー量の差はもっと縮まります。

10年もすれば5万キロ走れば十分電気自動車の方がエコだという状況になるんじゃないかと思います。

以上、2050年に全ての日本車が電動化するかもしれないというお話しでした。

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